前回の教訓から、まずは VMware Player 仮想マシンのハードディスクの最大サイズを縮小する。

VMware Player 仮想マシンのハードディスクの最大サイズを縮小するには VMware vCenter Converter Standalone を使う。 以下からダウンロードできる。
https://my.vmware.com/web/vmware/evalcenter?p=converter

起動後、「マシンの変換」をクリック。
VVC_convert_1

変換元の仮想マシンを選ぶ。
VVC_convert_2

変換元の仮想マシンを選ぶと情報を取得する。しばらく時間がかかる。
VVC_convert_3

変換後の仮想マシンのタイプを選ぶ。
VMware 製品の選択は、返還後もまたVMware Player で使いたいので、「VMware Player 3.0.x」 を選ぶ。
VVC_convert_4

設定のオプション。
ここで「コピーするデータ」に 500GB とあるが、これを編集する。
右側の「編集」をクリック。
VVC_convert_5


データコピーのタイプで「コピーするボリュームの選択」を選ぶ。
実際に使用しているのは10GB程度なので、下のCドライブのサイズを「14GB」 とした。
他は特に変更しなかった。
VVC_convert_6

内容の確認。
VVC_convert_7

終了を押すと変換が始まる。
VVC_convert_8


完了まで2時間程度かかった。ちなみにもうひとつの仮想マシンはこれよりサイズが大きいが、1時間で完了した。

出力された仮想マシンを VMware Player で開いてみたところ、のきなみドライバがインストールされ直した。
その影響だと思うがネットワーク関連の設定も変わっていた。IPアドレスを設定し直し、ファイアウォールもポートを開き直す必要があった。

目的である仮想マシンのハードディスクの最大サイズはちゃんと縮小されていた。また、ハードディスクの実サイズも大幅に縮小されていた。おそらくオプションで、「復元のチェックポイントを削除する」がデフォルトで「はい」となっていたためだと思う。

以上。