前回変換した VHD ファイルを利用して、今回は Hyper-V に仮想マシンを作る。
ただし当初考えていたサーバーを Windows Server 2008 から Windows Server 2012 に入れ替えるのは、まだなので、Windows Server 2008 のままである。

まず、サーバーマネージャーで、「役割」→「 Hyper-V マネージャー」→対象のマシン、とたどり、
メニューか右側にある「操作」から、「新規」→「仮想マシン」を選ぶ。
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ウィザードが始まる。
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好きな名前を入力。
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メモリは、変換元となる VMware Player の仮想マシンに合わせたほうが無難だと思う。
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そのまま「次へ」。
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ここで「既存の仮想ハードディスクを使用する」を選び、前回作成した VHD ファイルを指定する。
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「完了」をクリック。
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Hyper-V に仮想マシンが作成された。
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サーバーマネージャーの「起動」を押す。
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仮想マシンを操作するときは「接続」をクリックする。
仮想マシン内に入ると、「リモート デスクトップ セッションでマウスがキャプチャされていません。」というダイアログが出て、要するにマウスが効かない状態。

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その場合は、メニュー「操作」から「統合サービス セットアップ ディスクの挿入」を選ぶ。統合サービスのインストールが始まるが、この間もマウスは効かないので、なんとかキーボードだけで乗り切る。インストールが終われば晴れてマウスが効くようになる。

Hyper-V での起動時には、やはりことごとくドライバがインストールされた。この影響でネットワークの設定が変わり、IPアドレスを指定しなおす必要があった。ファイアーウォールの設定は変わっていないようだった。

ネットワーク関連以外は特に問題となるような点は見つけられなかった。

あと、肝心のパフォーマンスについては、考えていたように早くはならなかった。これはおそらく Hyper-V の設定を調整する必要があるのだろうと思う。

以上。