Windows Server 2012 にリモートデスクトップで接続する設定。

設定手順は以下のとおり。
 1. リモートデスクトップの接続ポートを変更する。
 2. ファイアウォールで接続ポートの受信を許可する。
 3. リモートデスクトップを有効にする。

リモートデスクトップの接続ポートはデフォルト3389なので、そのまま使うなら手順3のみでよい。

1. リモートデスクトップの接続ポートを変更する。
 レジストリエディタを起動し(スタートメニューの検索チャームでregeditと入力)、以下の値を変更したいポート番号に書き換える。変更時は表記を10進数にしておくこと。

HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Control\TerminalServer\WinStations\RDP Tcp\PortNumber
ポート番号は10000以下は使用方法が決まっている場合があるので、10000より大きい値にするほうが無難。
書き換えた後は、マシンを再起動するか、リモートデスクトップサービスを再起動する必要がある。 2. ファイアウォールで接続ポートの受信を許可する。
Windows ファイアウォールの設定(コントロールパネルのシステムとセキュリティなどから)の「詳細設定」をクリック。
win2012-rdp-fw2
「受信の規則」を選らんだ状態で、「新しい規則...」をクリックし、手順1で設定したポート番号の受信許可の規則を作成する。
win2012-rdp-fw2

3. リモートデスクトップを有効にする。
サーバーマネージャー(タスクバーの左端など)を起動し、「ローカルサーバー」をクリックし、「リモートデスクトップ」欄の「無効」をクリックする。 win2012-remote-desktop1

「このコンピュータへのリモート接続を許可する」を選び、「ネットワーク レベル認証でリモート デスクトップを実行しているコンピュータからのみ接続を許可する」にチェックを入れ、「OK」を押す。 win2012-remote-desktop4

以上。