最近、同じプログラムを複数立ち上げることが多い。プログラムは設定ファイルによって動作を変えてあるのだが、そのときタスクバーに同じアイコンが並び、見分けがつかなくて困っていた。

今さらながら、こういう場合はプログラムへのショートカットを作り、ショートカットにアイコンを設定すればいいことに気づいた。プログラムの起動は常にショートカット経由で行うことで、タスクバーには同じプログラムだが違うアイコンが並ぶ。

ショートカットのアイコンの設定は、ショートカットで右クリックし、[プロパティ] を選んで、[ショートカット]タブの[アイコンの変更]ボタンから行う。

アイコン画像は既存のものを利用してもいいが、自分で作ることもできる。
アイコン画像の作成方法は、
  1. Windows 標準のペイントなどでビットマップ画像を作成し、拡張子を ico に変える。
  2. 専用ツールでアイコンファイルを作成(拡張子 ico)。
のどちらか。

1. の方法はお手軽だが、透過色は設定できない。また、左上(座標0,0)に使った色が黒になってしまうようだ。気になるなら枠線を付けるなどうまくデザインで逃げるしかない。

2. は GIMP を使うのがおすすめ。画像作成とアイコンファイルの出力が GIMP  だけでできる。
GIMP で透過色を設定するのは、[色]メニュー - [色を透明度に] から。
また、アイコンファイルの出力は、[ファイル]メニュー - [エクスポート] をクリックし、右下にあるコンボボックスで[Microsoft Windows アイコン(*.ico) ] を選んで、[エクスポート]ボタンを押す。

以上。